私は、中学1年生の時、初めてふれた英語の音の美しさに感激し夢中で勉強し、子ども達に好きな英語を教える英語教師になろうと思いました。
教師は、子ども達に「夢と希望を与える」ことが仕事ですが、今の子ども達にそれは難しいことのようでした。
夢を持つためには、強い感動や誰かの役に立ちたいという思いが必要ですが、その体験が不足しているのでしょう。
以前、子ども達が大人に「どうして勉強しなくてはならないか?」と聞いてまわる番組がありました。大人たちは困惑しているようでしたが、「将来自分がやりたいことをやるためだよ」と自信を持って答えられる社会にしていきたいと思いました。
「勉強しなさい」と言われ、やる気になる子どもは少ないでしょう。子どもたちの意欲を支える地域社会での活動や身近にある様々な体験の場を大切にしていきたいものです。
|