「議員秘書の目」・4


 大山しょうじは、タウンニュース(港北区版)に1月30日号より、「議員秘書の目」と題したコラムの連載をしています。(全5回の予定です。)
13字X28行の限られたスペースですが、政治を身近に感じていただければ幸いです。



タウンニュース3月13日号
番外編 秘書へ至る道のり(下)”英国でのボランティア活動を通じて”

 私は学生時代、英国の青少年身体障害者施設で約1年間、ボランティア活動をしました。日本人は私ただ一人。毎日、大量のジャガイモをむき、シーツを洗い、下のお世話等をしながら、何度日本に帰りたいと思ったことか・・・。

子ども達は、はじめは言葉のあまり通じない「しょうじ」という異国の人間をよく理解できないようでした。しかし、そのうち「しょうじ」に分かるように伝えるにはどうしたらいいかを考え、工夫します。

 伝わったときの彼らの得意な満面の笑み。「与えられる」ことばかりだった人生から、人の役に立つという喜び。そう、人は誰もが誰かの役に立ちたいのです。そして私もそんな彼らの温かい気持ちによって孤独から開放されたのです。

 まずは勇気を持って「自分にできることから始めてみる。」それが地域に温かい輪を生み、お互いに支えあう住みよい社会を創っていくのです。
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