「16年度予算編成に向けての政策提言書」に対しての横浜市の回答

04/05/16UP

9−06.緑区


1-1 住宅地域の交通安全対策とし、団地の入口及び出口付近等に地域住民の理解を前提として道路面に凸部分を設けること。 団地等の出入口での道路面への凸部分の設置にあたりましては、振動や騒音に対する配慮やバイク等の走行に対する安全面などの懸念があることから、設置は行っておりません。      
1-2 鶴見川の堤防を舗装し、サイクリングロードとして活用できるように整備すること。 ご要望の趣旨を河川管理者である神奈川県に伝えました。
2-1 地域の街区公園には、トイレを設置すること。 公園のトイレについては、概ね2,500u以上の公園で地元同意が得られるなどの条件が整えば、設置を検討してまいります。
3-1 鴨居地区・霧が丘地区に地域ケアプラザの設置を進めること。土地の確保については、借地などの対応も考えること。     鴨居地区につきましては、民有地を借り上げて整備を進めてまいります。
霧が丘地区につきましては、区と連携して候補地を選定してまいります。
3-2 中山駅、十日市場駅、長津田駅に駅舎入口からプラットホームまで、エレベーターの設置を進めること。  JR東日本に対しては、従来から「横浜市鉄道駅舎エレベーター等設置補助制度」を活用したエレベーター等の整備を積極的に要請しています。
すべての方にやさしい駅舎となるよう、JR東日本に対して、引き続きエレベーターの設置を強く働きかけてまいります。
4-1 東本郷地域、武蔵中山台地域、上山町地域にバス路線の設置を進めること。また、三保中央から中山駅へのバスの増便を図ること。 バス路線を新設する際には、採算性の問題のほか、地域の皆様のご理解や道路状況(道路幅員や違法駐車)などの交通保安上の問題等、多くの課題の解決が必要となります。
東本郷地域、武蔵中山台地域、上山町地域は、採算性の問題や道路状況など多くの課題があり、現状では市営バス路線を新設することは困難です。
また、三保中央から中山駅へのバスの増便につきましては現状で輸送力は確保されていると考えますので困難です。
なお、現在、東本郷地域では、連合自治会の下に設置されたまちづくり協議会を中心に、バス導入の検討が行われていますので、地域の活動を支援してまいります。
4-2 東本郷地域のバス停の安全な待合スペースを確保すること。 バス停の待合スペースを確保するためには、歩道などの滞留スペースが必要となりますが、東本郷地域のバス通り(市道鴨居第297号線)では、特に「東本郷町バス停」周辺において道路幅員が十分ないため歩道がなく、十分な待合スペースが確保できていません。
歩道を整備するためには、新たな用地の確保が必要となりますので、関係者のご協力が得られ、用地が確保できたところから歩道の整備をしてまいります。
4-3 JR横浜線菊名駅に急行が停車するように働きかけること。 横浜線快速電車の菊名駅停車につきましては、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議等を通じ、引き続き鉄道事業者に対し働きかけてまいります。
4-4 志茂踏切は幅員が狭く大変危険であり、改良工事を行うこと。 志茂踏切につきましては,現状では拡幅は困難な状況ですが、都市計画道路山下長津田線や都市計画道路鴨居上飯田線の整備を進め、細街路から通過交通の排除を図るなど、地域の交通問題の解決に向けて努力してまいります。
5-1 鴨居駅周辺は水害浸水危険地域に指定されている。水害時への対応や道路の拡幅を行うための電線地中化やペデストリアンデッキの設置など、駅周辺の再開発に取り組むこと。                                                鴨居駅周辺の再開発につきましては、今後の課題と認識しており、地元関係者の気運の高まり等を踏まえ、関係局と連携をとりながら対応してまいります。
5-2 道路への歩道を確保するため、現状と2m程度の歩道の設置を進めた場合の図を作成し、地域で議論するなど、歩道設置に向けた新たな仕組みづくりを検討すること。とりわけ、鴨居駅・中山駅・長津田駅周辺の歩道整備のために早急に取り組むこと。 鴨居駅をはじめとする駅周辺につきましては、建物等が道路に接して建っていることから、早急な歩道整備が困難な箇所がほとんどです。
そのため、鴨居駅周辺では、「駅まで15分道路整備事業」による歩道整備や「街づくり協議地区」の制度による建替え時点での壁面の後退指導よる歩行者空間の確保をしてまいります。
また、中山駅や長津田駅の歩道確保については再開発事業の計画などを考慮し検討してまいります。
5-3 鴨居駅付近の東本郷農業専用地区を土地の用途利用を変更し、多目的広場や、スポーツのできる公園の設置等に変更すること。 鴨居東本郷農専地区は、今後も農業の振興や農地の保全が必要と考えており、引き続き農業生産等の場として保全と活用を図ってまいります。
5-4 鴨居駅へ公衆トイレを設置すること。 鴨居駅周辺には北口から鴨池橋へ向かう途中に公衆トイレがございます。また、南口方面には用地の確保ができないため、現状では公衆トイレの設置は困難です。
5-5 駅周辺の放置自転車対策として、地域主導で取締ができるよう条例化など検討すること。 放置自転車対策は、駅ごとに設置された自転車等放置防止推進協議会の意見を取り入れ実施しています。
今後とも指導啓発活動を中心に地域との連携を強化していきます。
なお、取り締まりに関する条例については、現在のところ困難と思われます。
5-6 緑区内は開発が進み、緑被率の減少がはげしい。今後の宅地開発等については極力緑の保全が図れるように取り組むこと。 宅地開発等に際しましては、緑地の確保が図れるよう、適正に指導してまいります。

Copyright 2003. office SHOJI OOYAMA. All rights reserved.