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当選以来はじめての予算審議を終えて
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04/04/19UP |
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平成16年第1回定例会終了(その2) 〜当選以来はじめての予算審議を終えて〜
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毎年3月になると、新聞、テレビ等で「予算が通過した」という報道をよく耳にします。国、都道府県、市町村では、4月からの新年度の予算案を、この時期に議会で審議をします。横浜市会でも例年、2月〜3月にかけて行います。昨年初当選させていただきましたので、私にとっては今回が初めての予算審議でした。「議会活動」について言えば、この1年間で1番忙しい時期であったと感じています。
3月24日に横浜市会を通過した、横浜市の平成16年度予算は、一般会計 1兆2,947億円、特別会計 1兆4,847億円、公営企業会計 6,734億円 となり、総額では、実質的な規模を表す純計で2兆4,610億円(対前年度比 0.8%減)となっています。 |
会計 |
予算 |
備考 |
一般会計 |
1兆2,947億円 |
※1 |
特別会計 |
1兆4,847億円 |
※2 |
公営企業会計 |
6,734億円 |
※3 |
全会計純計 |
2兆4,610億円 |
※4 |
(全会計総計 |
3兆4,528億円) |
※4 |
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平成16年度の予算の主な取り組みとして、
◎ 民間度チェックの活用などにより、抜本的に事業・経費を見直し、過去最大の186億円の経費を縮減。
◎ 市役所内部経費の徹底的な見直しと削減により、過去最大の518人の職員定数の削減や、特殊勤務手当ての大幅な見直し・縮減。
◎ 最適なサービス供給主体の選択の観点から、市立保育所や家庭ごみ収集の民営化・委託化について、検討段階から実施段階へ。 などがあげられます。
中田市長が就任以来、3年目に入りました。1年目を「改革元年」、2年目を「改革実行の年」として位置づけ、今年度(3年目)を、「改革の成果を生み出す年」とし、更なる市民満足度の向上と横浜の再発展につなげていくことを目指し提出された、平成16年度の予算です。
この予算について、すべての局に関して審議された訳ですが、私は、民主党・横浜みらい市会議員団の中で、「緑政局」と「環境事業局」の関係予算部分について会派を代表して、質問をさせていただきました。
詳しい質疑の内容については、「議会報告」のコーナーから議事録をご覧下さい。
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備考説明 |
※1
一般会計 1兆2,947億円
福祉、医療、教育や、道路、公園の整備などを行う会計。
収益をもたらすものではないので、主に市税(市民税や固定資産税)でまかなわれています。
※2
特別会計 1兆4,847億円
国民健康保険や介護保険料、市立大学の授業料など特定の収入があり、一般会計と分けて経理する(サイフを分ける)ことで、収支をはっきりさせた会計。
横浜市には、国民健康保険事業費、介護保険事業費など15の特別会計があります。
※3
公営企業会計 6,734億円
市営の地下鉄、バス、水道、病院など、民間企業と同じように、事業で収益をあげて、それでまかなわれる会計。
横浜市には、水道事業、高速鉄道事業など7つの公営企業会計があります。
※4 合計
3つの会計を単純に合計すると、3兆4,528億円となりますが、それぞれ3つの会計間で相互にやりとりをする重複した部分があるので、それらを除く実質的な財政規模=「純計」で表しています。
兆とか億など、見たこともない、想像もつかないような額ですが、現実に横浜市が1年間に行う行政サービスの経費を積み上げていくと、これだけの予算規模になります。
ちなみに、ニュージーランド(2002年のニュージーランド政府の財政規模=2兆4720億円)の国家予算とほぼ同じ規模です。 |
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