「16年度予算編成に向けての政策提言書」に対しての横浜市の回答

04/05/16UP

9−10.磯子区


1 区民に海を取り戻すために、企業に対して海岸線の開放を呼びかける。 企業が所有する水際線の市民開放については、企業との意向調整などの課題を含んでおりますが、今後、研究してまいりたいと考えています。
2 区役所、地区センター、コミュニティーセンター等で市民に接する職員は、まず市民は顧客であるという接客意識を持たせ、市民が気持ちよく利用できる施設とする。  磯子区では、平成15年度に、全職員を対象とした接遇研修を実施し、市民サービス充実に向けた人材育成を進めてきました。平成16年度以降も、来庁する市民の皆様に気持ちよく利用していただけるよう、窓口サービス等の充実を図り、区民満足度の向上に努めてまいります。
3-1 仮称「海の見える公園」の建設については、多くの市民がイメージしている海との一体化が図られるよう構造の変更をする。 下水道施設の複合利用による公園建設のため、構造には制限がありますが、市民の方々の意見・提案をできるだけ反映してまいります。
3-2 磯子住民から海がなくなり、親水性のある地区がほとんどなくなった。今後企業への働きも含め、市民に海を身近なものとする。 新杉田駅海側の港湾局用地を活用した水際緑地や堀割川河口部における親水空間の整備について検討・調査を行ってまいります。
民間所有地への対応については、今後研究してまいりたいと考えています。
3-3 掘割川の両側に遊歩道を整備し、市民の憩いの場とする。 関係局区と連携して、堀割川周辺の魅力づくりについて、構想検討します。
4 身体障害者、高齢者が公園を利用する際により使いやすいように整備する。 今後とも、公園の新設、再整備にあわせてできるだけバリアフリー化に努めてまいります。
5-1 岡村から汐見台にかけて地区センターの設置を検討する。 磯子区の地区センターにつきましては、すでに計画された4館の整備が完了しておりますので、この他に地区センターを建設する計画はありません。
5-2 屏風ヶ浦駅周辺の整備とともに、地区センターの設置を検討する。 屏風ヶ浦駅周辺の整備につきましては、地元の動向に応じて駅周辺地区の計画・構想づくりの支援を行ってまいります。
磯子区の地区センターにつきましては、すでに計画された4館の整備が完了しておりますので、この他に地区センターを建設する計画はありません。
6 岡村、滝頭地区の道路事情の改善を図る。特に4間道路の整備と岡村から蒔田に抜ける道路の一方通行を廃止する。 岡村滝頭地区の道路改善につきましては、現在渋滞の頻発している笹堀交差点付近を中心に、汐見台平戸線の道路改良事業を積極的に進めております。
四間道路につきましては、現況の土地利用を考えると道路拡幅等は困難な状況でありますが、地域や商店街のご意見も踏まえながら、歩行者の安全対策などを検討してまいります。
また、岡村から蒔田に抜ける道路の一方通行廃止につきましては交通管理者に働きかけてまいります。
7-1 洋光台駅前のロータリーの整備。洋光台駅前ロータリーは、一般の送迎車と、バスタクシーの乗り入れが一本で行われている。利用者の高齢化により一般車両の送迎が増加している。一般車両の乗り降りに時間を要している時に、路線バスからクラクションを鳴らされるという苦情も寄せられている。
バス、タクシーと一般車の二つの進入路を作るようにする。
洋光台駅前広場については、関係機関等と調整しながら検討します。
洋光台駅前広場については、関係機関等と調整しながら検討します。
7-2 磯子駅前のバス停のうち、八幡橋方面の上り線バス停までに屋根を設置する。雨に濡れない歩道橋を設置する。 磯子駅前バスターミナルの八幡橋方向の上屋は、平成13年度のバスターミナル工事の際に更新いたしましたが、以前の連続した上屋を設置するためには多額の費用を要すことから、コスト縮減のため、現在の低廉な上屋としたものであります。現在の歩道橋に屋根を設置することは構造上の問題から困難な状況です。将来、施設が老朽化して全面改修を行う際には検討致します。

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