平成16年10月29日 『17年度予算編成に向けての政策提言書』を提出!

04/12/12UP

『17年度予算編成に向けての政策提言書』を提出!
平成16年10月29日




中田市長に政策提言を行いました。

 10月29日、市長室にて、私の所属する「民主党・横浜みらい」市議団で、平成17年度予算編成に向けての「政策提言書」を提出しました。
 来年度の財政状況は、16年度と同様の行政サービスを前提にすると、16年度とほぼ同程度の約400億円の収支不足が見込まれ、引き続き大変厳しい見通しとなっています。
 成長・拡大を前提とした行政運営が望めない中、中田市長は「民の力が存分に発揮される社会」を目指し、「政策」、「財政」、「運営」を連動させて、横浜を再発展させる「横浜リバイバルプラン」を推進しています。
 来年度も中田市長が取り組んでいる改革をさらに実りあるものとするため、「民主党・横浜みらい」市議団は、各種団体や市民の方々との意見交換を重ね、市の施策を強化する意味で事業本部・各局・各区にわたる主要項目についての政策提言書を作成しました。
 区域別の提言で、港北区の項目(下記参照)については、市民の皆さんから直接寄せられたご提案のいくつかについても要望しました。昨年度の要望で、1年間で実現されなかったものについては引き続き要望しています。


2004年度政策提言書(目次)
htmlテキスト版
1. はじめに
2. 事業本部・各局向け政策提言(目次・内容)
3. 各区向け政策提言(目次・内容)
PDF版
1. はじめに
2. 事業本部・各局向け政策提言(目次)
事業本部・各局向け政策提言(内容)
3. 各区向け政策提言(目次)
各区向け政策提言(内容)

< 港北区 >
1. 区政ビジョンや重点施策

●性別、年齢、職業、社会的な立場が違っても、誰もが活き活きと、楽しく、安心して暮らし、港北区民で、「よかった」と思えるまちづくりを推進すること。
●区政に関しての区民への広報・広聴の更なる拡充をし、そして区民の区政への関心の高まり、積極的な区民参加の推進により、港北区が良くなっていくという循環をつくっていくこと。


2.

市民利用施設

●多様化する区民ニーズの把握に努め、そのニーズに敏感に、迅速に、きめ細かく対応するための区役所の機能強化に努めること。
●新横浜国際総合競技場内の施設(特に、トレーニングゾーンや研修室・会議室)への市民利用拡充のためのアクセスの改良につとめること。


3.

生活環境、公園

●「快適空間・港北」G30プランの成果ある取組みのための区民への更なる啓発活動と区民参加を促進すること。(特に、単身者への啓発・周知、違法駐車対策、放置自転車対策。)
●区民参加の港北グリーンプログラムの実効ある取組みを推進し、区民との更なる協働を進めること。
●緑地保全のための「森林ボランティア」を積極的に導入していくこと。
●希少価値の高い貴重な親水公園である菊名池公園の保全施策の充実に努めていくこと。


4.

福祉施策、施設

●認可保育所の整備促進等による待機児童の解消と、夜間保育、時間延長サービス、一時預かり保育の拡充等、多様な保育ニーズへのきめの細かい対応をすること。
●養育者の孤立感や子育て不安の軽減をはかるための子育て支援を充実していくこと。
●高齢者が活き活きと安心して暮らしていくための、地域ケアプラザ等の整備を進め、更なる機能の充実に努めること。
●高齢者の豊富な知識・経験の地域社会への活用と、そのための環境整備、情報の提供を拡充するため、「高齢者社会参加活動サポーター設置事業」をより活発に活用し、また、制度の普及に努めていくこと。


5.

文化、教育

●保護者が港北区内の横浜市立の小学校、中学校に「是非とも通わせたい」と思うような「個性ある学校」づくりに対してあらゆる支援をしていくこと。
●横浜マイスターの方々の技能を活かし、地域社会や学校教育での市民や生徒への体験機会の提供を更に活発に行っていくこと。
●草の根の国際交流・国際理解のための横浜市港北国際ラウンジへの市民参加(市内在住外国人を含む)の拡充と、そのための支援をはかっていくこと。


6.

道路、交通

●菊名地区・篠原地区等での「お出かけサポートバス(ミニバス)」の導入を検討していくこと。
●西岸根交差点の改良を早期に行い、横浜上麻生線と鶴見三ツ沢線(水道道)の渋滞を解消すること。
●綱島街道の慢性的な渋滞解消に努めること。


7.

駅前整備や街づくり

●菊名駅周辺の道路拡幅等による交通渋滞の緩和、及び歩行者空間の整備による歩行者の安全確保に努めること。
●綱島駅東口の再開発については、関係権利者の話し合いを進める努力をし、早急に将来の見通しをつけるよう努力すること。
●新横浜駅・北口周辺地区総合再整備に際しては、新しい横浜の玄関口として、 バリアフリーを徹底し、高齢者や障害者、訪れる外国人にも配慮した安全・快適な歩行者ネットワークをつくること。また、駅ビル建設による近隣の電波障害の懸念に対して、住民の不安を解消するよう行政としてきちんと対応していくこと。
●JR新横浜駅北口での駐輪場の新規設置の検討を進めること。
●JR新横浜駅(横浜線利用者)の新たな改札口設置による利便性の向上のため、JR東日本に対して、市民要望を踏まえ、行政としても働きかけをし、実現に向け努力をしていくこと。
●新横浜南口のまちづくりについては、構想や計画の段階から住民参加や情報公開を積極的に行い、都市機能と住環境のバランスのとれたまちづくりをすること。


8.

その他

●人口増加地区(新横浜地区)での早期の派出所の増設に向けて努力していくこと。
●巨大地震発生を前提とした、防災意識の啓発と防災対策の更なる充実に努めていくこと。


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