平成17年を迎えて・・・

05/01/01UP


 2005年、新しい年がスタートしました。過去のいろいろな事柄にもひとつの区切りをつけ、心機一転、新たな出発をするチャンスとしたいと思います。
 昨年の冒頭のあいさつ(ホームページや最初の活動レポート)で、新年を迎えるにあたり、私は、「昨年よりも市民の皆さんと直接お話する機会を増やすこと」を目標のひとつとしてあげましたが、皆さんはどう感じられたでしょうか?
 私なりに、議会活動や行事の合間を縫って、ミニ集会(気軽にトーク)や活動レポートの配布、ホームページ等を通じて、市民の皆さんと何らかの形で接点をもつ努力をしてきたつもりですが、まだまだ十分できてないなあと反省をしております。
 昨年は議員2年目でしたが、思っていた以上に忙しい年でした。「あれをやらなきゃ。」、「あの会合にでなきゃ。」、「あの資料を読まなきゃ。」といったようなことが絶えず頭の中にあり、なくならない状態でした。今年は、もう少しじっくりと落ち着いて皆さんとお話をする機会をもっと持てればと思っています。

 もう12年も前の話ですが、私が教員1年目の時、1年間の最後の授業で、自らの授業を生徒達がどう思っていたのかをどうしても知りたくて、全体の印象や、授業のわかりやすさ、黒板の見やすさなど、担当していた中学1年生と2年生の生徒約200人全員に5段階で私を「評価」してもらいました。良かったり、悪かったり、評価はいろいろでしたが、自分が気づかなかったことを指摘する生徒もいたり、自らの「内部評価」では絶対にできない、自分を省みさせてくれる客観的ないい「評価制度」になりました。

 さて、12年後の2005年。私も当選をさせていただいて1年9ヶ月が経ちます。私も含め議員が本当の意味で「評価」を受けるのは、4年に1度の選挙です。投票に行った人も、行かなかった人も含めて、誰が何と言おうとも、その出た結果がすべてであり、その後の4年間を託す議員となります。それが民主主義の仕組みです。
 しかし、選んだ側の市民の皆さんも、4年に1度選べばそれで終わりではなく、4年間は長い時間ですから、普段からある意味厳しい目を持って議員を評価していく。選挙から次の選挙までの間に、何度か自分の選んだ議員の中間評価をしてみることも必要であると思います。そして、その評価(感想でもいいと思います)をその議員に伝えることにより、その議員にとっても自らを高めるチャンスとなり、そのことが、横浜市政を発展させることに繋がっていきます。
 本年も精一杯がんばって参りたいと思います。今年が皆様にとって、幸多き年となることをお祈りします。


平成17年1月1日
横浜市会議員 大山しょうじ
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