平成18年を迎えて・・・

06/01/01UP


 前回の選挙で、12450人の方が私に投票してくださり、市会議員として働かせていただいています。「何を思って、何を期待して、その1票を投じてくれたのだろうか?」といつも考えています。皆さんの期待にこたえたいと思い、より多くの人の声を聞くための活動を続けています。ミニ集会や地域の行事・会合で直接お会いした方、駅頭で声をかけて下さる方、電話、FAX、メールをくれた方など、たいへん多くの方のご意見をいただくことができました。今年もさらに多くの皆さんの声を聞き、市政に届けていくようがんばって参ります。

 さて、最近の考えられないような犯罪・事件や、社会現象を見るにつけ、今のままでは、この国の将来はもっと悪くなっていくのではないか、と多くの人が不安を感じていると思います。私はその大きな原因のひとつは、これまで、政治が、すぐに「目に見える」、例えば、道路や施設の整備等、有権者に説明もしやすいことに力を注ぎ、中長期的にしか成果の見えない「教育」を二の次にしてきたことにあると考えます。昨年9月の衆議院選挙でも、争点が「郵政」にしぼられ、「教育」がほとんど語られなかったことが、とても残念でした。

 一般的に「教育は票にならない」と言われたりもしますが、私は市議会では、特に教育問題に力を入れて取り組んでいます。日本の将来をつくっていくのは、一にも二にも、「教育」、「人づくり」であると思うからです。今後どれだけ教育に人と予算を重点的にかけ、抜本的に仕組みや制度を変えて、これからの社会を変えていく卵をつくり、育てていくことができるのか、政治に問われている最重要課題のひとつであると思います。

 こんなことを思い、感じながら、新たな1年がスタートしました。
 もちろん教育以外の大事な課題にも積極的に取り組んでいます。本年も、皆さんの市政や地域に関してのご意見・ご提言をお寄せ下さい。


平成18年1月1日
横浜市会議員 大山しょうじ
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